カナダで研究留学中~無気力大学生だった自分へのメッセージ~

僕は、水のある風景が好きです。海や川、湖。透明で綺麗なその光景は、見るだけで心が洗われるかのようで、いつまでも飽きずにその流れを眺めていたくなります。 その景色を、将来の子供達にも見せてあげたい。そんな思いから下水処理の研究を選び、現在はカナダの大学に訪問研究員として1年間の研究留学をしながら、日本にまだ普及していない新技術を学んでいます。思考を現実に。死ぬ時に振り返って、納得出来る人生を。

ホタルの飛ぶ川に底が見えそうな程澄んだ湖、どこまでも青い海。その素晴らしい景色を、将来の子供達にも変わらぬまま見せてあげたい。そんな思いから下水処理の研究を選び、現在はカナダで1年間の研究留学をしながら、日本にまだ普及していない新技術を学んでいます。日々の考えを思うまま、無気力学生だった自分へのメッセージとして綴ります。 追記 帰国し、国立研究所で非常勤研究員として働き始めました。薄給に耐えつつ、修行中。

留学を通して気付いた、人生を変えるたった”1秒”の習慣

 

こんにちは。小倉舜と申します。プロフィールはこちらから

 

なんかどこかで見たような詐欺臭いタイトルですが、書いている本人は居たって真面目です。大真面目です。The真面目。

 

この記事を読んで下さっている時点で、読者の皆さんは「人生を変えたい、変えてみたい」という気持ちを多かれ少なかれ持っている方だと思います。

 

僕自身、ただ授業に出て、バイトして寝るだけの、生産性のない毎日を過ごしていました。3日前どころか、昨日したことでさえ思い出せないというような、灰色の日々です。それを変えたいといつも思っている癖に、何も行動を起こさない、典型的なダメ人間でした。

 

 さて、そんな僕でしたが、2回の留学を経て、少しずつでも考え方が変わってきたなと感じています。その中でも、特に大きな思考の変化の一つをシェアしたいと思います。

 

それはずばり、「とりあえず」です。

 

 

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「シェアして下さい!」という記事をシェアする3つのメリット

 こんにちは。

筑波大学に居た頃は宿舎や研究室脇に野良ネコがうじゃうじゃいたのですが、カルガリーでは、野良猫を全く見かけず、代わりに野良ウサギと野良リスがいます。

冬の気候のせいでしょうか。

こちらのウサギやリスは逞しいです。端的に言えばデカいです。

捕まえて食べれないのかと思いましたが、除草剤をまいた草を食べているので健康面で不安だそうです。

 

 さて、本日のテーマです。

 

皆さんにお聞きしたいのですが、

あなたは

拡散希望の記事のシェア」についてどう思いますか?

 

例えばFacebookを眺めている時、友達の誰かが「こんな事を始めました。シェアして下さい。」と書いている記事を見付けたとします。あなたはいつも、どうしているでしょう?

 

多くの人は、記事を眺めたらイイねボタンを押して、多少親しい間柄なら、コメントで「頑張ってください。」とか書いて応援する一方で、記事のシェアに関しては、よほど共感しない限りは、やろうとしないんじゃないでしょうか。

 

僕はそれ、非常に勿体ないと思います。

というのも、そういった記事は

ただシェアするだけで、3つのメリットが得られるからです。

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自分のコンパスって何だっけ。

 こんにちは。

こちらは既に夏です。五月半ばくらいから日差しも強く、帽子を被らないと頭痛がしてきます。今日は気温の変化のせいか、変な時間に起きてしまったので、家を出るまでSHOWROOM代表の前田裕二さんが書かれた人生の勝算という本を読んでいました。丁度一年前に出版されたようです。kindleの読み放題で見つけて、すごいタイトルだと思ったのがきっかけです。因みに電子書籍派です。

 

 

人生の勝算 (NewsPicks Book)

人生の勝算 (NewsPicks Book)

 

 

自分のコンパス

この本は、著者が自分の人生を通して得た事、実践してきたことを自身の将来を含めて書いた自伝です。読みやすい文体で、すんなりと頭に入ってきました。書いてあることも共感出来る事が多く、良い本に出合えて嬉しいです。お勧めです。有名な本なので、今更かもですが。

 

著者が述べている事の内で重要なキーワードが「自分のコンパス」というものでした。原体験に紐づく揺るぎない大きな志と言い換えられてあります。

同じアイデアとして、前にlogmiの記事で読んだ、dropbox創始者のドリュー・ヒューストンさんが人生の成功のコツとして卒業生に送るスピーチの中ではテニスボールとして説明してあります。

「人生のコツはたったの3つ」Dropbox創業者ドリュー・ヒューストンの卒業スピーチが感動的 - ログミー

要は自分が心からやりたいと思える事、夢中になれる事、人生をかけて実現したい事は何か、知る事が大切なのだということだと思います。人生にはタイムリミットがある事を実感した上で、では何をするか。

 

僕にとってこの考え方はとても共感するものです。この考えに触れたのは確か3年前のドリューさんのスピーチを知った時ですが、就活を控えていたこともあって、それから常に自分が人生で本当にやりたい事は何なのだろうという疑問が頭の隅にありました。

 

僕が憧れる人、かっこいいと思う人は皆それを持っています。実際、僕が初めて真剣に留学をしようと考え始めたきっかけは、就活を通して留学を漠然と考えて居た時に、現在支援を受けている奨学金制度のトビタテ一期生の方達が夢を語る動画を見た時でした。この人達のようになりたいと胸を熱くさせられたあの瞬間が、もっと正直に言えば、ネガティブであまり言うのは恥ずかしいのですが、自分のコンパスを持てずに停滞している自分と、それを既に持って活動している人たちを比べて劣等感を感じてしまう自分が情けなく、このちっぽけな劣等感を消し去りたい、自分のコンパスを持ちたいと思った瞬間が、確かに僕の人生のターニングポイントの一つだったと思います。

実際、この留学も自分のコンパスを確かめに来たようなものだと思います。未だ探している途中というべきかも知れません。

 

自分にとって大切にしたい軸

僕が仕事を選ぶ上で大切にしたいと思う軸が3つあります。

 

自分の死後も世に確かな形として残り人々の生活を支えるもの。

今では一般的ではありませんが、桐タンスはこんな伝統が有ります。

女の子が生まれた時に両親は桐の木を植え、その子が成人し嫁入りする時にその桐の木を材料に桐たんすを作り、嫁入り道具として持たせます。箪笥が色褪せたり、傷が出来てしまった時には修理をしながら大事に使い、その桐タンスは子から孫へ、孫からひ孫へと引き継いでいくのです。(僕の実家は家業として、日本の伝統工芸品である桐たんすを作っていました。詳しくは以前の記事をどうぞ。)

長い間、想いと共に受け継がれ、人々の生活を支えていく桐タンスのような何かを、この世に残したいという思いがあります。

 

年齢に関わらず生涯をかけて取り組める事。

職人である祖父は高齢にも関わらず、ほとんど毎日朝から晩まで、恐らく祖母が休めと言わなければ毎日働いていました。これからの時代、ある程度先は見えてきたとはいえ、人の寿命は延び、それに伴って定年という概念も変わってきています。年齢に縛られずに働ける仕事を選びたいと思います。

 
自分にも他人にも誇れる仕事である事。

これは大分抽象的で、当たり前、或いは綺麗ごとかもしれません。でも自己否定に繋がる事に熱意を懸けるのは難しいです。

 

これらに合致するものとして、今の自分は排水処理の研究を通して水環境の保全に貢献する事が僕のコンパスなのかなと考えています。

 

研究テーマの話になりますが、僕の研究テーマは好気性グラニュール法という生物学的排水処理技術です。この技術は既に100年近く使用され、世界に普及している現技術の課題を解決するものとして注目、研究が進んでいるものです。

研究によって確立された技術は残り、人の生活を豊かにします。なにより、その成果を通じて水環境の保全に貢献する事で、将来自分の子供に今自分が見ている素晴らしい景色を 見せてあげる事が出来たらかっこいいなと思います。

 

揺れるコンパス

そういった理由で今、日本に無い新技術を学ぶ為にカナダにいるのですが、正直、自分のコンパスは揺れています。

 

僕は目標を見つけ、ここに来ました。幸運にも素晴らしい環境にいます。ここで自分の劣等感を消し去れると思いました。

ですが、自分のコンパスを持っている筈が、未だにFacebookを見ると劣等感を感じてしまいます。自分と同世代の人が何かのイベントを開催したとか、インターンシップに参加したとか、インタビューされて記事になったとか。流石トビタテ生。目が眩みます。

人の活動を見てブレてしまうのは、自分がまだ何も成し遂げていないからか、もしかしてあるいは、自分のコンパスが実は正しくないからじゃないのか、とそう考えてしまいます。

 

 

 今日はこの辺で。

 

 

 

 

 

 

 

カナダの安い賃貸物件の探し方 アルバータ州カルガリー版

 こんにちは。
前回の記事で家の探し方を紹介すると書きましたので、今回はそれについて紹介しようと思います。カルガリー版と題しましたが、基本的にカナダであれば同様だと思います。この記事は2018年6月時点のものです。
 
留学前の場合、いつ頃物件を探し始めるか。
留学が確定した段階で、既に探し始めて良いと思います。
当然ですが、家主は収入に穴を空けたくないので、引っ越すまで部屋を開けたままにしてくれる方というのはあまり居ません。その為、自分が引っ越すその時期に丁度空きが出る物件を探すか、或いは自分で広告を出して相手からの連絡を待ち、家主とコンタクトが取れ次第、話をつけるという形になるかと思います。お金の先払いを要求された場合は、詐欺かも知れないので、到着してから払う事を了承して貰える様予め確認しておくと良いかと思います。
或いは、到着した月だけ住む適当な物件を仮宿として借りておいて、こちらに来てからより良い物件を探すというのも良いかもしれません。この場合、自分で下見が行えるというメリットがあります。
 
物件の見つけ方
まずは、希望する物件をrentfaster,roomster, crigslist, kijiji(下記にまとめてあるのでそちらを参照して下さい。)などで探します。
カルガリーでシェアハウスを探す場合、相場は代替500~600$で、安くて400$、条件付きで300$がたまにあるという感じです。。
蛇足ですが、カナダではやたらでかい家を作って、空き部屋を貸し出すビジネスが根付いています。仕事を求めてやってくる移民(国民の25%は移民だそうです。)が多い事が、一つの要因にあるのでしょうか。
 
希望する物件を見つけたら、広告主とコンタクトを取ります。基本はメールですが、たまに電話やテキストメッセージもあります。
なるべく多くの人に連絡を送って、その内で連絡をくれた人とやり取りをします。自分は連絡を頻繁に返してくれる人を優先的に選びました。自分から広告を出して家主からコンタクトを貰いたい場合はroomsterが簡単です。希望価格と場所、引っ越し時期を登録して広告を出します。詳細はHPを見て下さい。
契約を確認する際には、家賃の払い方、退去の仕方、その際のデポジットの受け取り手順、契約書の作成等、金銭トラブルに関わる点を要確認です。
家を探す際の注意点はこちらを参考にしました。
http://www.studyabroad.co.jp/canada/stay/apartment-find.html
 
 
現地に既にいて、余裕があるのなら一度下見に行くと良いです。出来れば現地の知人友人を連れて行くと安心。まだ自分が日本に居るのなら現地の知り合いに代わりに見て来て貰うというのも手です。下見を拒否されたら詐欺の可能性が高いです。下見では、写真だけでは分からないところを確認します。家主や同居人の雰囲気など知れるだけで大分違います。自分の場合、個人的に気に掛けたのはキッチンの使いやすさ、冷蔵庫の大きさ、家の清潔具合、住民の生活音、洗剤等の消耗品の負担の有無あたりでしょうか。
 
 
 
 
家賃の払い方
家主によると思うが、小切手、或いはネットでの振り込み(Interac e-Transfer)が一般的です。月末に来月分を払います。ネットでの振り込みがとても簡単なので、可能ならそれを選ぶと良いかと思います。
 
退去の仕方
一般的には、遅くとも最低一月前に退去する旨を家主に伝える必要があります。早期退去する場合等、契約によってはデポジットが返ってこない等あるので、要確認しておくとよいでしょう。
 
 
使用したウェブサービスの紹介
Rentfaster

Apartments & Houses for Rent in Canada | RentFaster.ca

賃貸に特化した無料サービス。
運営のチェックがしっかりしており、掲載内容の信頼度及び国民の利用率は高いです。
認知度が高く、一番おススメ。
 
 
Roomster
基本無料サービス。日本語対応。アプリ版とウェブ版がある。関連情報があると通知をくれるので、UIで選ぶなら一番使いやすい。
ただ個人メールや電話の情報は登録できず、サイト内のメッセージなどでやり取りするが、メッセージの確認など課金しないと使いづらい。必要に応じて課金。自動更新なので、使わなくなったらキャンセルを忘れずに。
一度連絡を取ったらメールアドレスを交換するのも手。
取引は当人同士に任せており、トラブルなども自己責任。
 
Craigslist
https://www.craigslist.org/about/sites
Canada➡housing-room&shared
無料サービス。
部屋探しも、部屋の提供も出来る。
掲載情報を確認したらメールや電話で直接連絡。
取引は当人同士に任せており、トラブルなども自己責任。
こことRoomsterで引っ越す際の部屋の跡継ぎを探しました。
 
 
使った事は無いが、craigslistに似ている。個人間のやり取りに使われるようで、賃貸のカテゴリもある。
 
僕のケース
 
留学する半年前位から家を探し始めました。昨年の10月ごろでしょうか。大学付属の宿舎を確認していたのですが、家賃が月1000$と、個人的にかなり高かったので、大学近辺の安い賃貸(シェアハウス)を探すことにしました。上記のHPで自分が引っ越す時期に空き部屋がある物件を探し、メールで家主さんとやり取りをして、部屋の予約をした後、着いてから家賃とデポジットを払いました。この際に家主さんとコンタクトが取れたのはRentfasterです。引っ越したのは2月の下旬ですが、部屋が空くのは3月からというので、それまでは予備の部屋に住まわせて貰えた。家賃は日割り計算で払いました。契約書の作成などもせず、銀行口座も無かったので現金で家賃を手渡ししていました。大家さんが超絶いい人だったので、何事もなく済みましたが、ぶっちゃけ危険です。この時の物件は、大家さんが住んでいる一軒家の内の1階の一室を自室として借り、電気・ガス・ネット・日用品(洗剤等消耗品含む)など全て込み込み(Furnished)で家賃は600$、デポジットも600$でした。ハウスメイトは大家さん以外に二人いて、一人はポスドクチュニジア人、もう一人は僕の通っている大学の職員の台湾人の方です。
次に住んだ(今の物件)は、同じ位大学から近い物件で、部屋は地下の一室、狭いものの、寝て机で勉強する分には必要十分なところです。月400$でデポジットは200$。契約は毎月更新可能で引っ越したい場合は30日前に通知。
研究が面白く、どうせ家に帰っても寝るだけなら安い部屋が良いと、4月末(27)に唐突に思い立ち、その晩に夜通しで部屋を探し、メールを5通くらい送りました。翌朝方(28)に既に登録していたroomstarで大家さんが僕を見つけてメッセージをくれたので、その昼に下見に行って、即決。デポジットを払い、引っ越しの予約をしました。この時に契約書も作成しました。家に帰り、大家さんに引っ越したい旨を話したら、部屋の跡継ぎ人を探すように言われたので、roomstarとcragislistで広告を出して、就寝。29日の朝に今住んでいる部屋を借りたいとの連絡があり、やり取りをしてこれまた即決。5月末引っ越しの予定でしたが、半月で引っ越し出来る事に。その際、先払いしていた家賃の半分を返してもらいました。
まさに行き当たりばったりでなんとかなってしまったのですが、ふつうはもっと計画的にした方が良いかと思います。
折角書いたので、下に自分が書いた広告文を載せておきます。もしも必要でしたら適当に編集してお使い下さい。
 

600$(Furnished&bills) Super convenient share-house

私は日本人です。日本語の対応も承ります。
Hi! If you are looking for cozy and convenient rent room for U of C student, THIS IS THE BEST CHOICE!!

This is a furnished house. You do not need to prepare anything without your personal things.
One bedroom is empty.
Monthly rent is 600$. Deposit is also 600$.
If you want to move out from this room, you need to notify it to the landlord 30 days before you leave.
Payment should be before the end of the month for the next month. It can be paid both cash and cheque.

You can move into this house immediately. if you start living here from the middle of the month, rent on the month is divided by the rest of days. For example, if you start living from 16th in May, Your rent for May is 300$.

This house is located just in front of Bus stop which directly goes to U of C. it takes around 10~15minutes.
A big shopping mall includes grocery store is just across the cross intersection, less than 5 minutes by walk. Convenient store is also within 5 minutes walking distance.
The landlord is a very kind and considerable person. He is a local Canadian guy. If you are international students, he would be just like the trustworthy and reliable father of you.
You can move into this house immediately

I am looking forward to your messages.

Sincerely,

 

 

今日はこの辺で。助けになれば幸いです。

3か月経過

こんにちは。

少し間が空いてしまいました。最低でも週一くらいの頻度を目安にしてみようと思います。

昨日で3か月が立ちました。既に1/4が経過した事になります。書いていて焦ります。前も似たようなこと書いた気がします。

 

変わったことと言えば、一週間くらい前に引っ越しました。前と同じ様に、一軒家の一室を私室として借り、シャワーやトイレなどは共用です。

大学からの距離は変わらず、家賃が月600$から400$になり、部屋が地上から地下になりました。部屋は狭くなりましたが(四畳くらい)、机とベッドとクローゼット、個人の冷蔵庫が備え付けてあり、暮らす分には不自由ないです。住民の生活音が大分うるさいですが、許容範囲です。カルガリーでの部屋の探し方など、後で別記事で紹介しようと思います。

因みに大学内の留学生用宿舎は月1000$位です。マレーシアに留学していた時もそうでしたが、留学生向けの宿舎が割高なのは一般的なのでしょうか。カルガリー大から東京の大学に留学していた学生は宿舎の家賃として月8万払っていたそうです。

 

最近はラボでの作業にも大分慣れ、一人での作業も出来るようになってきました。ラボメイトとの会話も、返答は未だ間誤付くものの、早口で話されても聞き取れるようにはなってきました。後、自分の話声が少し大きくなった気がします。というのも、こちらの人は声が大きくて、普通に話しかけても相手に聞こえない事が多いからです。博士過程のエジプト人の女性の方がいらっしゃるのですが、小っちゃいのに凄いパワフルです。声量もそうですが、とにかく喋ります。マシンガントークとってこんな感じかなと。

 

一方で、慣れ過ぎて、ちょくちょく朝寝坊が増えています。モチベーション低下の原因は、現在の活動を将来的にどう活かすかという点が明確でない事に尽きます。これは少し長いので後で別記事にします。

幸運と多くの方の支援で今ここに居られるという事を忘れずにしなければと思い、この週末に事前研修のファイルを読み返していました。当初の計画とは違いますが、目標は変わらず、今はその為の最適の場所に居られるのだと、再認識しました。

自分はせっかちなので、直ぐに成果を求めがちです。語学もそうですが、自分の進捗を適宜確認して、活動を目に見える形で残してモチベーションを保つよう意識したいと思います。

 

まとまりませんでしたが、今日はこの辺で。

 

 

 

 

 

 

徒然

こんにちは。

先日はラボメイトと一緒にオーケストラを見てきました。これだけ書くと文化人みたいですね。

最初はギターコンサートを観に行くと言われたので、ジャズバーみたいな所を想像していたのですが、会場についてみると皆さん着飾っていたりして、そこで気づきました。

普通にジーパンで行ってしまったのですが、その辺割とカジュアルだったみたいで、助かりました。

オーケストラ自体が初めてだったのですが、今回はオーケストラの前にギタリストとダンサー、ボーカルが並び、オーケストラを伴奏にしてタンゴを踊るという、大分賑やかな感じでした。面白かったです。

 

先週実験を始めたので、ラボと研究室を行ったり来たりしています。

こちらのラボは設備が整っていて、非常に作業が楽です。日本に帰ってから、今までしていた作業を人力でする事が面倒くさくてたまりません。こちらに居る間に、この快適さを目一杯味わっておきたいと思います。

 

今日はこの辺で。

 

 

 

 

need is not need

こんにちは。

今日は一日実験準備をして、帰りにスーパーに寄った所、メロンが安売りしてました。一玉2$。170円くらいです。普通に甘くて驚きました。幸せです。

 

家に帰ると、夜は大抵リビングで作業しているのですが、ハウスメイトが帰ってくると、色々と雑談して過ごします。チュニジア人で、今はポスドクをしているらしいのですが、お喋りかつ好奇心旺盛な方で、いつもずーっと話し続けてます。ちょっと偏屈ですが、基本いい人です。

 

昨晩は、先日ラボメイトと遊びに行った事を話したのですが、それについての助言を貰いました。以下再現会話。

自分:"When I went out to play with my labmates, I felt bad since i could not talk with them well. I need to improve my English."

"You actually do not need."

自分:"Why?"

"You always say "I need" but "need" is not actually "need". For example, you say " I need to improve English". If you can speak english better than now it would help you but you are alredy here. you can live without improving English. You can play with your friend even you do not understand what they said completely. You just go with friends and enjoy the time. It is good enough. Did they tell you that you need to improve English? I think they did not. Another example, if guy wants his girlfriend, before he prepare someting helpful like money, house, car, just go outside and talk to girls. It is earlier and faster. I think what you need is to justify what you cannot."

※正確に言っていた言葉ではないです。

 

彼が言うには僕の口癖はI needだそうです。何がそんなに必要なのかと。無意識に言っていたので、言われてみて確かにと思いました。必要だと思う多くの事は、別に必要でも何でもない事だし、行動してダメだったらその時考えなおせと。今回の話についても、上手く会話出来なくて落ち込むのはそもそもお門違いだと。ラボメイト達は僕の英語が下手くそなのを承知していて、それでも日本や自分の事を知りたいから遊びに誘ってくれたのだと。英語が話せない事は端から問題じゃないと。また遊びに行ってただ楽しんで来ればいいじゃないかと。そう言われて、その通りだなと思いました。

英語のコミュニケーションがうまく出来ない事がコンプレックスになっていて、何の為に遊びに行ったのか、すっかり忘れていました。正に本末転倒です。

 

明日はギターのコンサートに誘われているので、全力で楽しんできたいと思います。

 

 

今日はこの辺で。