カナダで研究留学中~無気力大学生だった自分へのメッセージ~

僕は、水のある風景が好きです。海や川、湖。透明で綺麗なその光景は、見るだけで心が洗われるかのようで、いつまでも飽きずにその流れを眺めていたくなります。 その景色を、将来の子供達にも見せてあげたい。そんな思いから下水処理の研究を選び、現在はカナダの大学に訪問研究員として1年間の研究留学をしながら、日本にまだ普及していない新技術を学んでいます。思考を現実に。死ぬ時に振り返って、納得出来る人生を。

ホタルの飛ぶ川に底が見えそうな程澄んだ湖、どこまでも青い海。その素晴らしい景色を、将来の子供達にも変わらぬまま見せてあげたい。そんな思いから下水処理の研究を選び、現在はカナダで1年間の研究留学をしながら、日本にまだ普及していない新技術を学んでいます。日々の考えを思うまま、無気力学生だった自分へのメッセージとして綴ります。 追記 帰国し、国立研究所で非常勤研究員として働き始めました。薄給に耐えつつ、修行中。

映画を見に行った話

こんにちは。

 日曜の夜に、ラボメイトに誘われて、彼の友人達と映画を見に行きました。Avengers infinity warというタイトルです。アベンジャーズはマレーシアに居た時、ハウスメイトと一緒にアントマンを観に行った位で、全然知らないのですが、アクション映画は好きなので、誘われた時はよし行こうと、二つ返事で決めました。

結局、映画はそれなりに楽しめたのですが、その後の雑談で、気分はとても落ち込みました。帰り道で映画を見た感想をみんなで話していたのですが、全くついていけなかったからです。

 ラボや研究室で一対一で話す分には、何とか会話も成り立つし、話題も自然と研究に関係しているので理解しやすいし、単語も分かります。分からなければ、その都度聞き返して何とかなります。

 ですが、多人数での日常的な雑談となると、全く追いつけません。友達と集まって雑談するという、何気ない日常だけど、多くの人が同時に好き勝手喋る中でそれぞれの会話を聞いて理解するというのは非常に難しい。現状、聞き取ろうとするだけで、それでも追いつけませんが、精一杯です。話しかけて貰っても、何を言っていたのか分からないので、見当違いな返答をしてしまい、それがまた申し訳なくて、黙ってしまう。実際昨日も似た感じでした。

 ようやくラボメイトと会話出来るようになったかなと思って少し調子に乗っていた事もあり、この週末は、頭からガツンとやられました。

 

この記事を書いていて、日本を出る前の送別会でラボメイトがくれた、Do not be shyというアドバイスを思い出しました。

「日本人は恥ずかしがり過ぎると。空気を壊すとか、変な英語を話してはいけないとか、そういうのは考えない。」

その通りだなあと。

 

間違えても、何言ってるんだと言われても、下手でもなんでも、大きな声で、繰り返す。言い換える。黙らない。今はまだ、落ち込むだけ時間の無駄。

厚かましさや図々しさを身に着けようと思います。ファイト。

 

今日はこの辺で。