ボードゲームカフェに行ってみた。
こんにちは。
毎週の土曜日は、割とゆるい感じで過ごしています。
午前中はいつも、大学の学生ボランティアとIELTSのスピーキング練習に付き合ってもらいますが、午後は流動的に動けるよう基本的に予定を空けています。
今日は昨日見つけた安い賃貸の下見をしてきました。来月末に引っ越ししようと思います。ついでにそこの家主さんから、近所に住んでいるという、日本人の主婦の方を紹介して頂けたので、来週の午後はその方のお子さんが通っているという日本語学校に一緒に参加してみようと思ってます。
夜はラボメイトに誘われて、彼の友達と一緒に韓国のフライドチキンレストラン(Wow Chikcken、アジア人向けの味で、KFCより好み。一緒に頼んだCanadianというビールが美味しかった。)で夕食を食べた後、ここ十年くらい前から大人中心に流行っているというボードゲームカフェに行ってきました。そのまんま、漫画喫茶のボードゲームバージョンですね。こちらでは、漫画喫茶はまだ見つけてないです。あまり人気ないのかな?
ボードゲームは割と好きで、カタンとかドミニオンとか日本でも遊んでいたのですが、カフェには壁の棚をびっしりと埋めるようにボードゲームが並べられており、眺めるだけでもわくわくします。日本にもボードゲームカフェはあるようですが、僕は今日が初めてでした。
遊んだものはお邪魔もの。ボードゲーム好きな兄によると日本でも割とポピュラーなようです。ルールは単純で、道を作る役とそれを邪魔する役にランダムに割り振られた後、山札が切れるまでにスタートからゴールに繋げられるかというもの。3回して、2勝1負けでした。
漫画喫茶ではなくボードゲームが流行っているのは、会話によるコミュニケーションの有無なのかなと、遊んでいて感じました。日本では自分の時間を楽しみますが、こちらでは人と話す事に価値を感じているという印象を受けます。バスの乗り降りの時、乗客は運転手にありがとうやおやすみと皆が必ず言うし、スーパーのレジでも、レジ打ちを待ってる間に何気ない会話を店員と客で楽しみます。
移民が多く、その点ではマレーシアと似ていますが、マレーシアと違って、カナダ人は”you are welcome!”と暖かく受け入れる雰囲気があります。
別れるときに、こちらではhave a nice day, have a good nightという常套句があるのですが、たださよならと言うのではなく、相手の幸福を祈って別れる言葉が、僕はたまらなく好きです。なんだか暖かく、しみじみとして、思わず笑顔になっちゃいます。
カナダでは、人口の25%が移民だそうですが、中には20年以上住んでも英語が喋れない人もよく居ると聞きました。ただ居るだけで、よそ者のまま。馴染もうとしない。思わない。仕事を求めてきただけで、カナダの一員になろうという訳ではないから。日本にずっと住んでても日本語を喋れない人もいますよね。
留学してもその国の言語が上達しない人は、自分はあくまで外様で、いずれ国に帰るもの。そういう深層意識があるんじゃないかなとふと思いました。
とりとめがありませんが、今日はこの辺で。